▼Another Story of Silver town -mizuki-▼

「ただいまぁ。お母さん、賢治君連れてきたよ。」
瑞穂がそう叫ぶと、奥からぱたぱたという音と共にこの家の主、明日香おばあさんが出てきた。
「おひさしぶり、賢治君。外は寒かったでしょう?」
「そりゃあもう。3時間も外で待たされましたから。」
「わー、もう。それは言わないでよー?」
「えっ、賢治君そんなに早く着いてたの?」
「いえ。待ち合わせの時間には着いていたんですが・・・」
俺はそういって、ふと思った。もしかしたら・・・
「明日香さん。ちょっと聞いていいですか?」
「なに?」
「13時って午後何時だと思います?」
「・・・3時」
やっぱり。瑞穂の天然ぶりは遺伝なのか。ご愁傷様

合掌・・・。


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